奈良大和路の観光案内/奈良市と近郊
長い歴史を経てきたこの地には、今日でも数多くの寺社があり、優れた文化財が伝わっています。 古都奈良を歩けば、雅やかな歴史の栄華を偲ばせるいにしえのロマンへと誘われることでしょう。
奈良大和路の地域地区別のご案内
■奈良市街

(ならしがい) 奈良公園をはじめ、東大寺や興福寺、春日大社など数多くの文化遺産が立ち並ぶ観光の中心。また、猿沢池の南に広がる昔町、奈良町散策もお薦めです。

■佐保・佐紀路

(さほ・さきじ) 東大寺の転害門(てがいもん)から、まっすぐ西にのび法華寺にいたる道が佐保路で平城京の一条大路(北大路、南大路)をたどる歴史のロマンあふれる散策の道。ここからさらに西大寺にのびるのが佐紀路である。奈良市のハイキングコース歴史の道が、この北に長々と横たわる丘陵を縫って設定されている。
四季の花々(雪柳、椿、山吹、かきつばた、コスモスなど)が見事で「花の寺」という異名を持つ古寺もあります。
この地域は、何といっても、奈良の都の中心である平城宮跡があり、さらに古墳、特に陵墓が多く、奈良時代の歴史を知る上で重要なところです。

■西の京

(にしのきょう) 平城京の右京にあたり、世界遺産に登録された薬師寺や、西大寺、唐招提寺の周辺が西ノ京と呼ばれています。西の京の集落はもの懐かしい風情をただよわせます、ことに唐招提寺と薬師寺を結ぶ道が風情豊かで、古びた低い土塀と老松が、長い時の流れを語ってくれます。

■斑鳩・信貴山・大和郡山
(いかるが・しぎざん・やまとこうりやま)

奈良県の大和盆地北西部に広がっている田園地帯、「斑鳩の里」。聖徳太子ゆかりの地として、広く知られています。斑鳩には世界遺産に指定される創建時の木造建築がそのまま残っている法隆寺や中宮寺といった聖徳太子にまつわる旧跡が随所に残っています。同じく聖徳大使と縁の深い信貴山は、大阪府と奈良県の県境近くにある標高437mの山で、四季折々の豊かな自然や、切り通し堀、門、土塁の跡が残る信貴山城跡や空鉢堂、毘沙門天王の総本山朝護孫子寺などの見どころがあります。
また、斑鳩の里の東の大和郡山では今に残る江戸時代の城下町や、郡山城跡、茶道石州流発祥の寺、慈光院などがあります。

■柳生・当尾・月ヶ瀬
(やぎゅう・とうお・つきがせ)

柳生街道は古都・奈良と剣豪の里、柳生を結ぶ古くからの街道です。江戸時代は柳生石舟斎をはじめ宮本武蔵、柳生十兵衛、荒木又右衛門、沢庵和尚など歴史に名をきざんだ剣豪が往還した道であります。
京都府の南の端、奈良県との境にある当尾の里は、京都府の最南端の加茂町に属していますが、奈良の文化や歴史の影響を強く受けてきました。 四季を通じて花に囲まれる浄瑠璃寺や岩船寺とともに、 数多くの石仏が点在し、豊かな自然と懐かしい風景に彩られた古里です。
奈良県の北東端、三重県・京都府に接する梅の名所として知られる月ヶ瀬梅林。五月川(名張川)の両岸に一万本と言われる梅樹が立ち並んでいます。

■山の辺の道
(やまのべのみち)

山の辺の道は、奈良盆地の東方の山裾を縫うように南北に、三輪から奈良へ通じる日本書紀にも記されている、わが国最古の道です。
古代ロマンの薫りに包まれながら、のどかな田園や古墳地帯を歩くことが出来る人気のウォーキングコースとなっています。

■飛鳥
(あすか)

奈良市の南に位置する古代史の舞台、飛鳥は、6世紀末から約100年にわたり都が置かれていました。高松塚古墳、キトラ古墳、謎の石造物である猿石、亀石など文化財が数多く点在し、古代ロマンに触れることができます。
甘橿丘(148m)からは、万葉集ゆかりの地である、飛鳥地方を一望できるほか、飛鳥川上流には、棚田が広がり、日本の原風景と呼ぶにふさわしいのどかな風景が残っています。甘橿丘の麓には、飛鳥大仏と呼ばれる銅造釈迦如来座像を本尊とする飛鳥寺や、中大兄皇子が造った水時計の遺構であるとされる飛鳥水落遺跡などがあります。

■吉野
(よしの)

飛鳥の南にある吉野山は「一目千本」といわれる桜の名所。平成16年7月に世界遺産に登録されました。また、吉野山は、厳しい修行の地でもあります。山中には金峯山寺などの古社寺が立つ。

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